美容皮膚科の「全顔シミ・イボ取り放題」って気になるけど、実際どうなの?という方へ。 この記事では、実体験に基づいて、施術当日〜2週間後までのリアルな経過レポートと、施術前に用意しておいて本当に役立ったアイテム・紫外線対策・アフターケアのポイントを、すべてまとめてお届けします。
結論から言うと、炭酸ガスレーザーで取ったイボのダウンタイムは意外に長く、カサブタ後の戻りシミは数ヶ月かけてゆっくり薄くなり、シミは2〜3日で茶色が分解されて1週間以内に排出されたという感じでした。この後の写真をみていただければわかると思いますが、私の場合ダウンタイム2週間目でやっと見た目がましになってきたという感じです。

今イボやシミ治療に興味があり、ダウンタイムの長さやアフターケアについて悩んでいる方の参考になれば幸いです。
全顔シミ・イボ取り放題とは?どんな施術?

全顔シミ・イボ取り放題とは、美容皮膚科で顔全体にある複数のシミやイボを一括して除去する施術メニューです。
クリニックによって使用する機器は異なりますが、主に以下のような方法があります:
- Qスイッチレーザー(シミ)
- CO2レーザー(イボ)
- 光治療(フォトフェイシャル)との併用
価格は2万円〜10万円程度で、回数や取り放題の範囲、イボなのかシミなのかによって異なります。
今回は、シミにはエインライトン(ピコレーザー)とレザック(炭酸ガスレーザー)という機械で施術をしてもらいました。
今回受けた施術では、顔全体の小さなシミとイボを合計40〜50カ所ほど処置されました。

金額は、施術88,000円+診察料+軟膏でトータル9万。金額だけだと高く感じますが、イボシミを同時に施術してくれるのでコスパはいいと思い、今回施術を決意いたしました。
施術前に知っておきたい5つのこと

1. メイクはカサブタができるまでしばらくできない
施術後はかさぶたができるまで、メイクは禁止されます。保護シールの上からメイクはできますが、私の場合、保護シールではなく、リンデロンVG軟膏とワセリンケアだったので、最低でも5日、長い人で1週間以上はメイクできないので、予定を調整しておくと安心です。
クリニックによって保護シールかワセリンでケアするか方針が違います。
私のクリニックでは、基本イボは保護シールなしでリンデロンVG軟膏とワセリンケアでした。
戻りシミが心配な方は内服薬(トラネキサム酸錠)も併用していく場合もあります。
心配な方はアフターケアはどうするのか、クリニックに先に聞いておくと安心です!
2. 施術直後から紫外線対策が必須
炎症後の色素沈着(いわゆる戻りジミ)を防ぐため、日焼け対策は徹底する必要があります。特に外出時はUVスプレー+物理的カバーが鉄則!
3. 事前に用意しておくと快適に過ごせるアイテムがある
後述しますが、日焼け止めや顔を隠すアイテムなど、施術前にそろえておくことでダウンタイムを快適になります。術後すぐに帽子やマスクが必要になるので、施術前に揃えておきましょう!
4. ダウンタイムは「見た目」が問題
腫れや痛みは少ないですが、見た目はかさぶただらけになります。出勤や学校行事がある方は、タイミングをよく考えたほうがいいです。
5. 効果は徐々に感じるもの
炭酸ガスレーザーで取ったイボは炎症性の色素沈着(戻りシミ)になる可能性が高く、その後数ヶ月かけてゆっくりと薄くなっていきます。根気が必要です。
【閲覧注意】実録!2週間の経過レポート
※NOフィルターの汚い肌と術後の写真を載せます。ご了承くださいませ。
【Before写真】

汚い肌を醸してすいません。これは施術前の肌の状態です。少しに見にくいですがフェイスラインやこめかみを中心に老人性イボ(脂漏生角化症)とシミが点在しています。私の場合、一見シミのようなイボの方が多いタイプです。
【施術当日】※閲覧注意

シミ取りレーザーよりイボ取りに炭酸ガスレーザーが痛かった。こう見るとかなりの数のイボが顔にあったのだと実感します・・・
陥没しているのが炭酸ガスレーザーでイボを治療した部分です。照射直後から赤みがでました。私の場合、レーザー箇所が多いので一個一個テープを貼っていたら全顔テープの人になってしまうので、イボ一箇所以外はリンデロンVG軟膏+ワセリンでのアフターケアになりました。
- 麻酔クリームを塗ってからレーザー照射
- 軽く焦げたようなにおいがする
- ヒリつき強と全体的に赤みあり
- ロコイド軟膏を塗布し、保護
【1日目:施術翌日】

確実にこの顔で人に会える状態ではない笑。なるべく在宅で過ごす。傷なので洗顔時は毎回ヒリヒリします。
- ポツポツと濃い点状のかさぶたが浮いてくる
- 洗顔はOKだが、優しく触れる程度
- 日焼け厳禁。UVスプレー+顔カバーで外出
【2〜3日目】

赤みのピークは少し超えた感じです。レーザーに反応した大きなシミが分解されて小さくなくなっていきました。まだ若干のひりつきあり。
【4〜5日目】

赤みが治まって来た代わりに、カサブタが目立つように。遠くからはアクネ菌ひどいニキビ肌のようにみえっます。今日からワセリンのみでアフターケアをしていきます。
- 全体的にカサブタになってきた
- ひりつきがおさまり、洗顔はしやすくなる
- まだフェイスカバーなしでは外出できない。
【6〜7日目】

赤みが落ち着き、カサブタが少しずつ剥がれてきました。まだまだレーザーやる前より肌の状態は悪く見えますが、見た目とは裏腹に、イボが取れたことに触り心地はつるんとしています。
- シミが取れたところと、色素沈着したところのムラが出てくる
- イボは手触りがつるんと改善していて嬉しい
【8〜10日目】

ほぼカサブタが取れぴんく色の肌が見えています。カサブタがとれ肌が敏感な状態なのでここからさらにUVケアをしっかりしていきます。
- 戻りジミが少し濃くなったように感じるが、これも正常な経過
- 肌はまだ敏感なので、スキンケアは最小限&低刺激
- うっかり日焼けした日はフェイスパックで応急処置
【11〜13日目】

ここまでくると少し安心してスキンケアができます。まだ肌に負担をかけたくないので基本日焼け止めだけで過ごしています。外出しなければいけない時は、フルジップパーカーをきて子どもと公園にいったりしていました。
【14日目】

2週間目です。どうでしょうか?
まだまだ戻りしみもあるので、完成形ではありませんが大分落ち着いてきた印象です。

ダウンタイム1日目

ダウンタイム7日目

ダウンタイム14日目
ダウンタイムの写真の経緯はこんな感じです。個人的体感としては、1週間が回復を感じた一個の山場で、2週間たてば、大分肌は落ち着いてきたかなという感じです。ただ肌の状態もダウンタイム1日目に比べれば大分良くなりましたが、戻りシミや肌の凹みの完全回復まではまだまだ道のりは長そうです。
※クリニックからは3ヶ月を見てほしいと言われています。
5日目まではかなり痛々しい傷跡がるので、あまり人に会える状態ではありませんでした。その辺を考慮して施術のスケジュールを立てるのをおすすめします。
施術後に役立った!おすすめのUV・ケアアイテム4選
1. 石けんで落とせるUVスプレー
クリニックからおすすめされたスプレータイプの日焼け止め。術後のデリケートな肌に摩擦はご法度。肌に触れずに使えるスプレータイプの日焼け止めが大活躍。ノンケミカルで子どもにも使える「ママバターUVスプレー」は特におすすめ。

スプレー後は軽くティッシュで抑えるとテカリを抑えられます!
2. 顔まわりを完全防御するフルフェイスUVパーカー
実際にこれが一番使いやすかった!フェイスカバー付きのUVパーカーがあれば、近所の買い物も安心。私はこれが見た目的に自然で普段使いでき、すぐはおれるので一番おすすめです。着て散歩をしてると、よく「私もこれほしい」と声をかけられます笑。
3. ヒジャブ風ガーデニング帽
耳や首、顔の側面までしっかり守れるガーデニング用の帽子。通気性のある素材が快適です。これはほぼ顔をださないので、絶対に紫外線から肌を守りたい人におすすめ。
4. 大きめサングラス
目から入る紫外線対策+すっぴん隠しにも便利。必須アイテム!
よくあるQ&A
Q. 戻りジミはいつまで続く?
A. 個人差がありますが、1〜3ヶ月ほどかけて徐々に薄くなることが多いです。クリニックでは約80%の患者が体験するようです。医師の指導に従い、紫外線対策を徹底しましょう。摩擦も色素沈着の元なので無意識に顔を掻いたりしないよう気をつけましょう。
Q. イボの効果は?
A. イボのせいで凹凸があった肌が、1週間くらいで手触りが滑らかに感じたのが最初の効果を実感した瞬間でした。ただ炭酸ガスレーザーの治癒の過程でまだまだ赤みや炎症性の色素沈着、凹みは1ヶ月近くたってもまだあります。シミに関してはカサブタが取れれば綺麗になっていましたが、イボに関しては、Beforeの方が見た目がいいです。(複雑・・・)
Q. メイクはいつからできる?
A. かさぶたなったからOK。だいたい7〜10日後を目安に。私は保護テープがなかったので、極力日焼け止め以外は肌につけないようにしていました。
まとめ:準備&ケア次第で快適に乗り切れる!

全顔シミ・イボ取り放題は、しっかりと準備し、紫外線対策・保湿を怠らなければ、とても満足度の高い施術です。
これから施術を検討している方は、今回ご紹介したアイテムをそろえて、安心・安全にキレイを目指してください!
今後は1ヶ月後、3ヶ月後の経過レポートも更新予定です。気になる方はぜひブックマーク&コメントをお待ちしています。
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