2018年検査が可能になる妊娠10週目に、出生前検査(NIPT)を、八重洲セムクリニックで受けてきました!
自分が妊婦ということもあり最近よく耳にする、出生前検査。「命の選別」ともいわれ日本では賛否両論ありますが、今回あくまでも個人の体験をシェアしたいと思いますので、不快な方は記事を飛ばしてください。
2018年にNIPTを受けた情報になります。
出生前検査を受けようと思ったきっかけ
34歳、高齢出産間近という微妙な年齢
私が出産する時は34歳。高齢出産と呼ばれる35歳に片足を突っ込んでいる状況でした。
「35歳から高齢出産と呼ばれ、出産のリスクが高いと言われているのに、なぜ34歳は大丈夫なのか?」なぜ (・・?)ナゼ?
この不安から出生前検査は受けようと思っていました。
NIPTは妊娠10週目以降の妊婦であれば検査を受けることができるので、「きちんとリスクを早いうちに把握しておける」ということは大きな利点です。
母体・胎児にとってリスクが少ない
NIPT検査は妊婦の血液を調べるだけで、おなかの中の赤ちゃんにダウン症などの染色体異常がないかを高い精度で判定してくれます。
これはありがたい( ・ω・)
私の通う産院でも出生前検査として、クアトロ検査・羊水検査がありましたが、クアトロ検査(5万)に関しては精度が低く、結局微妙な結果が出た際は、羊水検査(15万※)に進まなくてはいけない。
針を直接お腹からさして羊水を抜き取る検査では流産のリスクもあるのでできれば避けたい。
両方受けると結局20万円かかってしまう・・・
ということで、安全性・精度・妊娠10週から受けられる利点から、私にとってベストな選択だと思い、NIPTを選択しました!
単純に受けるものだと思っていた
私は長いこと海外(カナダ)に住んでいたのですが、私のいた国では年齢に関係なく、希望する妊婦全員が出生前検査を受けることができます。
出産で一時帰国したらコロナパンデミックに突入。現在日本で暮らしております。(´・ω・)
州によって規定が変わるかもしれませんが、一部の出生前検査はOHIPというオンタリオ州政府発給の健康保険でまかなえたり、新型出生前診断(NIPT)に関しては実費ですが、$495〜(日本円で約¥42,000)で、日本と比べると格安で検査を受けることができます。
妊婦健診の一部という認識だったため、日本での新型出生前診断(NIPT)の相場は大体20~25万円と知った時にはもうぶっ倒れそうになりました。
妊婦が新型出生前診断(NIPT)を受けるには
34歳以下に立ちはだかる年齢の壁
基本日本では35歳以上の妊婦しか、新型出生前検査を受けることができません。
新型出生前検査を受ける条件
- 35歳以上の高齢出産になる人(出産予定日時点。ただし、凍結胚移植による妊娠の場合、採卵時の妊婦年齢が34歳2ヶ月以上である。)
- 染色体異常の胎児を妊娠した経験がある人
- 両親に染色体異常(均衡型ロバートソン転座)があり、胎児に13/21トリソミー(ダウン症)の可能性がある人
- ほかの出生前診断(母体血清マーカーテストや胎児ドック)で、胎児の染色体異常の可能性が判定された人
また、この検査を受けられる機関が大学病院などに限られており、そこと医療連携可能な分娩施設(妊娠・分娩管理の連絡や連携ができる)に通院していることが条件だったり、予約が取りづらい上夫婦でカウンセリングも含め2回以上通院しなくてはならないなど、なかなかハードルが高い新型出生前検査。
新型出生前診断(NIPT)無認可施設
日本でも34歳以下の妊婦さんでも新型出生前診断(NIPT)を受けられる施設があります。いわゆる無認可施設といわれているところです。
無認可と聞いて私もここ大丈夫なのかと不安になりましたが、学会などに認定されていないがNIPT検査を実施している病院やクリニックのことをいいます。検査内容も変わらず、むしろ認定機関より詳しく染色体異常を調べてくれるところもあります。
※34歳で出産予定の高齢出産に片足を突っ込んでいる私には、日本では無認可施設しか選択肢がなかったですが、認定施設・無認可施設どちらで受けるかは色々な意見があると思います。サイトなどしっかり確認して自分たちにとってメリット・デメリットを確認することをおすすめします。
無認可施設のメリット
- 年齢制限がない
- 予約が取りやすい
- 一回の通院でOK(結果郵送の場合)
- 夫婦同伴でなくてもいい
- 結果が早い
- 金額も認可施設と変わらない
無認可施設のデメリット
カウンセリングなど適切な対応がされていないとの懸念があるそうですが、私個人としては特になし。
なぜ八重洲セムクリニックに決めたのか?
「新型出生前検査NIPT」で検索すると何件か該当する施設が出てきますが、
今回決めた理由は、
- 21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(全染色体疾患)以外に、全染色体検査及び微小欠検査を実施している
- 羊水検査が可能(陽性だった場合の羊水検査の実施も大阪院にて可能。※追加料金なし)
- 一回の検査通院だけで完結できる(カウンセリングに何度も通う必要なし)
- 結果を自宅郵送可能
一般的には「13、18、21番染色体の検査のみ」が多い中、八重洲セシムクリニックでは性別だけでなく1~22番全ての染色体の検査を受けれることが決め手になりました。
また、価格も他院と比べて相場だったのでほとんど迷わずここにしました。
どうせ同じ金額で検査するなら色々調べてくれるほうがいいしね(゚ω゚)(。_。)ウンウン
実際に新型出生前診断(NIPT)を受けてみて
八重洲セムクリニック
今回お世話になったのが、東京にある八重洲セムクリニック。
■東京駅八重洲中央口より徒歩8分
■京橋駅6番出口より徒歩1分
予約から当日、そして結果までの流れ
予約専用番号に電話をかける。
検査は毎週日曜日に行われる。予約希望日や妊娠周期を聞かれ、スムーズに予約完了。
現在はウェブからネット予約出来るようになりました!
24時間365日受付中なので、気軽に予約ができます。
\\\八重洲セムクリニック・奥野病院|NIPT【新型出生前診断】のWEB予約 はこちらから///
検査当日
東京駅から徒歩で行ったが、Google Mapがうまく機能せず雑居ビル4Fなので迷った・・・
ちょっと分かりづらい場所なので、時間の余裕を持って行くことをオススメします。
お昼12時にクリニックに伺うとすでに多くの人が。スペースはあまり広くなく、クリニックというよりはオフィスのイメージ。
中で待っていたのは、カップル・子連れ・妊婦と様々でした。
無認可施設なので勝手に20台の若い妊婦さんが多いのかと思っていましたが、年齢層は高めと感じました。
多少前後したかもですが、私の記憶が正しければ、
- 受付で必要書類ももらい、記入(性別も判明するので、希望者はその旨をチェック。)
- 院長とカウンセリング(4〜5人の妊婦さんと合同説明会のような感じ。実質10分くらいで個別で質問をしたい場合は、全体説明会の後に受け付けてくれる。)
- 郵送希望の場合は、ゆうパックに必要事項を記入。追跡番号は必ず写真をとるか、控えて置くことをおすすめ。
- 支払い
- 採血(椅子かベットどっちがいいか希望を聞いてもらえ、よく貧血を起こすのでベットで採血をお願い。感じの良い看護婦さんと世間話をしながら手際よく採血終了。)
- 全ての検査終了
トータル1時間半くらいで終了でした。
NIPTにかかった費用
合計248,400円。
今回行なった検査は、全染色体+微小欠失検査。
(1~22染色体及び性染色体検査、1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、15q11.2欠失症候群、22q11.2欠失症候群の検査、性別判定)
230,000円(税別)
受付にて現金で支払い。
※2018年時の情報です。
現在は同じ検査で、総費用:230,000円(税込253,000円)とHPに記載されています。
検査結果
だいたい10日前後と聞いていたが、9日目に我が家に届きました。
一緒に開封したかった夫を差し置いて、はやる気持ちを抑えられず震える手で一人でご開封。
結果からいうと全部て陰性。
とりあえず一安心。ε-(´∀`*)ヨカタ
結果は、英語版と日本語訳版の2枚が送られてきます。
一つ注意が、性別に関しては英語版を見ないと結果が書いていないので、落ち着いて英語版の
Sex Chromosomesを確認しましょう。
分かりやすく、male/femaleなどの記載はなく、XY(男の子)、 XX(女の子)という結果で記載されています。
ちなみに、ちゃんとNIPTの結果通り私は男児を出産いたしました!
今回八重洲セシムクリニックで新型出生前検査を受けてみて
全てが初めてで緊張していましたが、受付スタッフ・ナース・院長とみなさん感じがよく、受付から退出までスムーズに終わりました。ネットで色々悩みましたが、ここのクリニックを選んでよかったと思っています。
全ての異常が判明するわけではありませんが、出生前診断の目的は、産まれる前に赤ちゃんの状態を検査し、生まれる前に赤ちゃんに治療を行ったり、出生後の赤ちゃんに早期治療の準備ができたりと、赤ちゃんにとっても夫婦にとっても慌てず新しい命を迎え入れる準備ができる、前向きな検査ではないかと思います。
短いようで長いそして心配が多い妊婦生活を少しでも不安要素を取り除けたことは大きな収穫でした。
\\\八重洲セムクリニック・奥野病院|NIPT【新型出生前診断】のWEB予約はこちらから///
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