今日浴室の鏡を見て思わず吹いてしまった。
なんと結構な巨乳にと胸が成長していた。簡単に谷間ができる。
一瞬思い出に写真に撮っておくという発想が頭を横切ったが、黒歴史をわざわざ作らなくてもいいだろうと、思いとどまることができた。
妊娠中の胸によく起こる変化
1. 胸が大きくなる
妊娠初期症状として代表的な胸の成長。妊娠中を通じて胸が大きくなるといわれ、平均1〜2カップくらい大きくなるそうです。特に初産の場合は、痒みや張りが強く胸にもストレッチマークが出ることも。お腹だけではなく、妊娠線予防クリームで胸のケアも。
2. 胸の血管が浮き出たり乳輪に色素沈着が起こる
胸の成長に伴い、血管系も発達するので、皮膚表面に皮膚の静脈がふくれて青い筋となって盛り上がってきたり、乳輪の色が濃くまたは大きくなったりする。
3. 乳輪周りにブツブツができる
このブツブツの正体は、「モントゴメリー腺」と呼ばれ皮脂を分泌させるための皮脂腺です。女性ホルモン増加とともに皮脂分泌が盛んになるため、このブツブツが目立ってきます。
見た目も悪いし、できればブツブツがない方がいいと思いがちですが、モントメゴリー線から分泌される皮脂には、お母さんと赤ちゃんを守る立派な役割がありました。
モントゴメリー線の役割
乳輪・乳首を乾燥から守る
授乳を開始したとき、この腺が皮脂を分泌して乳首を乾燥から守ってくれるそうです。
細菌の繁殖を抑える
モントゴメリー腺から分泌される皮脂は、肌表面を弱酸性に保つ働きも持っているので、肌が弱酸性に保たれることで、細菌の繁殖を抑えられるそうです。
赤ちゃんに乳首の位置を知らせる
モントゴメリー腺からフェロモンが分泌されるらしく、このフェロモンの匂いを頼りに目の見えない赤ちゃんはお母さんのおっぱいがどこにあるかを見つけられるそうです。
4. 乳首から分泌物が出る
よく見ると乳頭に白いカスのようなものが。これは乳垢(にゅうこう)・乳カスなどと呼ばれているそうです。この正体は、母乳が固まったもののようで、きちんと赤ちゃんに母乳をあげる準備ができている証拠です。
5. 胸のしこり
胸のしこりというと乳がんなど悪性の腫瘍かとびっくりしますが、妊娠によって発達した乳腺が原因ということが多いそうです。しかし自己判断は難しいので、心配なら担当医や乳腺外科・乳腺科を受診しましょう。
妊娠中に胸が大きくなる理由
プロゲステロン(黄体ホルモン)
よく排卵後や生理前に胸が張るということを聞きますが、これはプロゲステロン(黄体ホルモン)が原因です。生理前と同様に妊娠するとこのホルモンの分泌量はさらに増加し、乳腺内の組織に変化が起きます。血管が広がったり、皮膚が伸び広がることによって、胸の張りや触れると痛いなど諸症状を引き起こします。
妊娠が発覚してからは、日に日に生理前のような胸の張りが続き、安定期に入ってからは若干張りの痛みは治ったように感じます。
いつまで胸の痛みが続くのか
胸の張りは妊娠初期がピーク?
妊娠中は、分娩直前まで黄体ホルモンが大量に出続けるので、妊娠中はずっと胸が張って痛いままかと思いきや、妊娠後期にはエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用が優位になり、妊娠前半に強く感じていた胸の張りも、妊娠後半に落ち着くケースがあるそうです。
胸の張りからくる痛みやその不快感への対処法
マタニティブラを使用する
なるべく締め付け感が少ないもの、ワイヤー素材のないものがおすすめです。マタニティ専用ブラジャー以外でも、パッド付きのキャミソールなどがおすすめです。
妊娠初期から胸の張りが辛かったので、すぐにマタニティブラを購入しました。急にマタニティマタニティブラにすると楽は楽ですが、サポート感が物足りず、服を着た時の形がもたっとしたので、私はスポーツブラを愛用しています。ワイヤーなどの締め付けはなく、しっかりしたサポート感があるので、昼間はスポーツブラ、夜の就寝時はマタニティマタニティブラを使用中。
胸や乳首の保湿
胸の肌も乾燥すると、痒みや痛みをさらに引き起こすことも。お腹に気を取られがちですが、胸にも妊娠線ができる可能性があります。お風呂上がりには、お腹の妊娠線ケアとともに胸にもクリークを塗ってケアを。
胸を温め過ぎない
妊婦にとって体を温めることはいいことですが、胸が張っている時は、温めることによって血行がよくなり、かえって胸の張りや痛みが強くなってしまうこともあります。痛みが強いときは、シャワーなとでお風呂を済ませるなど対処を。
最後に
妊娠によってめまぐるしく体が変化しています。特に初めての出産の場合はそのひとつひとつの変化がとても心配になるものです。
私も妊娠初期に胸の張り、チクチク・ズキズキした痛みと胸の熱っぽさに不安になっていましたが、妊娠中のこのような痛みのほとんどは、母乳の分泌に関わる乳腺という組織が発達することで起こると考えられているようです。
心配な場合は、妊婦検診の際に医師や助産婦さんに相談したり、胸のケアや対処法を聞いて見ましょう!
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