先日、上原さくらさんが子宮摘出を決断したというニュースを目にしました。驚きましたが、その背景にある長年の闘病と苦悩に強く共感しました。私自身も、子宮内膜症と子宮腺筋症の治療でディナゲストを服用しており、不正出血や体調の波に悩まされているひとりです。
上原さくらさんの決断
上原さんは、ご自身のブログで「ロボット支援の腹腔鏡手術の予約が取れました」と報告されました。
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症という3つの婦人科疾患に長年悩まされ、不正出血や緊急搬送を繰り返す日々だったそうです。約2年間、悩み続けた末の決断だったとのこと。
「すべての人にとって手術が最良とは限らない。でも、自分にはこれが必要だった」と語る彼女の言葉は、同じ悩みを持つ女性にとって、芸能人が赤裸々に発信してくれたことで、抱えていた不安や孤独感が少し軽くなったように感じた方も多いのではないでしょうか。静かに我慢を重ねてしまいがちな婦人科の症状に、「声を上げてもいいんだ」「つらいと思ってもいいんだ」と、心に優しく寄り添ってくれるメッセージとして届いたように思います。
私の治療記録:ディナゲストとの日々
私も現在、ディナゲストというホルモン療法を続けており、治療開始から1ヶ月が経とうとしています。
確かに生理痛は軽減されましたが、副作用の不正出血が予測できず日常生活に支障をきたすことも。「今日もナプキンを持っておこう」「白い服は避けよう」と、ちょっとした工夫の積み重ねが日常の一部になっています。
PMSの情緒の乱れや肌荒れ、慢性的なだるさなど、少しは改善しているかなという感じですが、何にせよ一日二回のディナゲスト服用がめんどくさい。
また骨密度が低い私は、ディナゲスト使用によって骨密度をさらに悪化させてしまう可能性があることから、今のところ経過観察という感じです。
子宮内膜症・子宮腺筋症とは?
あらためて、子宮内膜症と子宮腺筋症とは?
●子宮内膜症:本来は子宮の内側にあるはずの子宮内膜に似た組織が、卵巣や腹腔など子宮外に発生してしまう病気です。炎症や癒着を引き起こし、強い痛みや不妊の原因にもなります。
●子宮腺筋症:子宮の筋層に子宮内膜組織が入り込み、子宮全体が腫れて硬くなります。生理痛の悪化や月経過多、貧血などの症状が現れます。
どちらも進行すると、生活に支障をきたすほどの痛みや出血が続き、治療の継続が必要となります。
治療を選ぶということ:自分に合った選択を
ホルモン療法を続けながら、「このまま何年も続けていくべきなのか?」と自問することが増えました。特に副作用がつらい日には、「手術で根本的に治療するのも一つの手なのでは」と思うことも。
同時に、「子宮を取る」という決断が、どこか“女性でなくなる”ような印象を与えるという固定観念にも葛藤を抱えました。
上原さんも「ロボット手術って少し怖い。でも死にたくないし、前を向きたい」とブログで素直な気持ちを綴っていました。その言葉に励まされ、私も自分にとって最良の選択を考えていきたいと感じました。

20代前半からホルモン治療を始め、長い間女性ホルモンに振舞わされている私。もうこの戦いに終止符を打ちたいという気持ちも芽生えてきました。
ひとりじゃないという安心感
最近ではSNSを通じて、同じような婦人科疾患を持つ方の声を多く見かけるようになりました。それでも、周囲にはなかなか話せず、ひとりで悩んでいる方も少なくないと思います。
だからこそ、上原さくらさんのように公に発信してくれる存在は、とても貴重で励みになります。芸能人だからこそ広がる言葉の力に、私は救われました。
私たちが心がけたいこと:体と心にやさしく
婦人科の病気は、命に直接関わらない場合でも、生活の質に大きく影響します。
私が目指しているのは、「毎日、子どもの笑顔をきちんと見られる自分でいること」。そのためには、自分の体と心に目を向け、無理をせず、医療の力を借りながら丁寧に過ごしていくことが大切だと実感しています。
同じように悩んでいる方も、どうかご自身のことを大切にして、ひとつひとつ納得できる選択をしていってください。
まとめ
- 上原さくらさんの決断は、同じ悩みを持つ私たちへの大きなメッセージ
- 子宮内膜症・子宮腺筋症は、見た目ではわかりにくいけれど深刻な疾患
- ディナゲストによる治療は選択肢のひとつであり、個人差が大きい
- 手術も治療のひとつとして前向きに検討してよい





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